愚かな行為とは。。。。

 コロナウイルスによる感染抑止の為、緊急事態宣言が発令されてから1ヶ月が経とうとしています。
そして本日、非常事態宣言が5月末まで延長される事が発表されました。
多くの方が、不要不急の外出を控え、耐えながら生活を送っておられると思います。
 その一方で、悲しい事が起こっているようです。
医療関係者とそのご家族への誹謗中傷、入店拒否はニュースで報道されています。
私が仕事関係の方からお聞きしたのは、感染してしまわれた方のご自宅に、ラクガキや投石をする人がいるようです。
魔女狩りのような事が、自国で起凝っているのです。

私は、物創りを職業とする人を コロナウイルスによる感染抑止の為、
緊急事態宣言が発令されてから1ヶ月が経とうとしています。
そして本日、非常事態宣言が5月末まで延長される事が発表されました。
多くの方が、不要不急の外出を控え、耐えながら生活を送っておられると思います。
 その一方で、悲しい事が起こっているようです。
医療関係者とそのご家族への誹謗中傷、入店拒否はニュースで報道されています。
私が仕事関係の方からお聞きしたのは、感染してしまわれた方のご自宅に、ラクガキや投石をする人がいるようです。
「自粛警察」と名称まで出来たようですが、
魔女狩りのような事が私たちの国で起こっているのです。
 ブログで個人の活動や政治への批判をする気などは毛頭ありません。
ただ、「自粛警察」のための外出は、「不要不急の外出」に該当する。
ということだけ記しておきたいと思います。

 物創りは、創意工夫・試行錯誤をすることです。
創意工夫・試行錯誤を惜しまず、繰り返し行い、物を完成させる。
その創意工夫・試行錯誤をする仕事をしている人達のこと、
いえ、言い換えれば創意工夫・試行錯誤ができる能力「職能」を持った人達、
その人達を、私は” デザイナー ”であると考えます。

建物を設計するのは、建築家・設計士。
建物を実際に作るのは大工。
工業製品を作る人はプロダクトデザイナー。
印刷物を作るのはグラフィックデザイナー。
職能の違いで、職種・肩書きは様々ですが、今現在から、より良い物・社会を作ろうとしている志を持った人。
社会人・学生、プロ・アマは関係ありません、その人たちは”デザイナー”です。
 ※あくまで私個人の考えです。この括り方を間違いだと指摘を受けることもあると思います。(笑)

デザイナーは職務として、仕事でやらなければいけないことが2つあります。
それは、
・社会に起きた(これから起る)問題に対して、解決策を創ること。
・新しい価値を産み出すこと。

では、デザイナーは職責を追いますが、職責としてやってはいけないこと、
最も「愚かな行為」とは何か?それは
・社会の中で、仲間外れを作り出してしまうこと。
・社会の中で、弱い立場の人を産み出してまうこと。

ダイバーシティという言葉があります。
「多様性」という意味の英語で、様々な人材を活用するという意味です。
企業の人事や組織において国籍や人種、性別や年齢、宗教等を超えて人材を活用することを目指します。

多様な人材を活用することで、様々な価値観や考え方をビジネスに活かすことを目指したビジネス用語ですが、
ビジネスの中だけではなく、これからの社会にとっても重要な意味を持つ言葉です。

母校で講師として教鞭を取らせていただいています。
生徒達は、この事を教えずとも、自分で理解し社会へ貢献してくれることを私は信じています。

※デザイナーにとっての職能・職責については、あくまで私個人の考えてとし記させていただきました。

「職務」・・・仕事として、個人がそれぞれ取り組む任務や役目
「職能」・・・仕事や役目を成し遂げられる能力。ものの機能
「職種」・・・仕事や職業の分類
「職責」・・・仕事や役目を成し遂げる上で伴う責任