講師2年目前期を終えて。。。

 建築を学んだ母校で講師をさせていただいています。
まだまだ2年目の青二才ですが、手探りで、2年目の前期を、先日終えることができました。
 今年度は新しい枠で実習の授業をいただき、生徒たちとコミュニケーションをとる機会が増えました。
皆、課題と就職活動に勤しんでいる中、課題の相談を受け、こちらから就活について色々と聞いてみたりと、知らぬ間に、毎週学校に行く日が楽しみになり、生徒達とのやりとりを存分に楽しませてもらいました。

この前期は2年生の授業でしたが、2年生とは、この前期まで。
卒業のタイミングまで、生徒を間近で見れないのが残念ですが、それは専任の先生にお任せして。。
2年生には、卒業までの残りの時間中に、
自分がどういうキャリアを持ちたいか、どういう技能を手に入れるか、どういう人間になりたいか。
を分からないなりにでも、しっかり考える時間を取って欲しいとなと思っています。
これから卒業までは、課題の提出に追われ、大変だと思いますが(笑)
 仕事が始まれば、しばらくは毎日、大変でしょうでも、忙しさに翻弄されず、しっかり自分が目指す方向へ一歩一歩前に歩んでいく道を、見据えて欲しいのです。
「働く」「仕事」ということに、自分が興味あることを取り入れることができる人は、実はごく僅かです。
多くの人は、卒業前の就職活動で採用されたという理由でのみで、その先の職能が決まってしまいます。
※あくまで世間の一般的な話で、私の経験上で言えば、人生において興味を示したものに、取り組むことは、いつのタイミングでも可能です。「できない」というのは言い訳だと私は考えます。

 デザインや、建築関係、またクリエイティブな職業は、自らが選んで職業にしている人達です。
私たちの仕事は、仕事が始まったからがスタートです。以降は常に学びの連続です。
建築やデザインの仕事は、「前回と同じ業務」なんてものは無く、毎回が初めての事ばかりです。
常に学習、学ぶ姿勢で、技術、技能を高めていくことをしなければ、やっていくことはできません。
これに終わりはなく、引退するか、死ぬまで続くのです。
仕事ですから、嫌なこともありますが、根底では好きといことがなければ、続きません。

また、校内で元気な姿を見掛けることを楽しみに、後期の授業に備えようと思います。
頑張れ2年生達。課題と就職になんか負けるな(笑)

後期からは1年生との授業になります。
こちらも、楽しみです。

見学会では、僕の想像より真剣に見学してくれていました。

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