「筆記具のススメ。」

 大阪では昨日、非常事態宣言の段階的な解除が発表されました。
不要不急の外出を控える自粛・感染対策など、個人でも企業でもしっかり取り組んでこその「期間短縮」です。
日本の憲法上、強制的に移動制限などをすることが出来ない中、この結果は素晴らしいと思います。
規制の一部解除とはいえ、再び活動が規制しなければいけない事態にならないように、油断は禁物です。
私もこの期間、不要不急の外出は控えていましたが、身の回りのもを見直して見ました。
以下、私の趣味でもある筆記具へのこだわりです。

 人の生活・仕事にPCが取り入れられ、一人1台、あるいは一人複数台が当たり前の世界になりました。
その結果、日常の生活・仕事のどちらでもペーパーレス化が進んでいます。
人の日常生活から「書く」という行為が、極端に少なくなっています。
ですが、私が身を置く建築・デザインの仕事においては、「書く」行為は未だ健在です。
ひょっとすると世界で一番、手を使い「書く」ことが多い仕事ではないかと思っています。
設計の場合では、PCを使って図面を作ることが主な作業ですが、
建物のプランを「考える」、アイデアを「練る」行為は、多くの人が、紙とペンを使ってスケッチしながら進めます。
かくいう私もその一人です。
職人が仕事道具にこだわるのと同じく「書く」ための道具、筆記具へのこだわりがあります。
持ちやすさ・描きやすさ・美しさ・携帯性・所有欲など、様々な要素がありますが、
それらがバランス良くで自分のこだわりを満たしてくれるもの、
高価・安価ではなく、デザインが良買ったり、描きやすい、使いやすい物を仕事道具にしています。
好きでやっている稼業ではありますが、時として気持ちの浮き沈みはあります。
色々なことが起こりますからね。
身の回りを好きなもので揃えることで、そんな時でも気分を上げて仕事に取り組むことができます。

人の生きている時間は、「仕事」と「プライベート」の2つに分けられます。
普通は「プライベート」が楽しい時間で、「仕事」がつらい時間となります。
では、その「つらい時間」を、自分の好きなものや、好きなことを取り入れることで、
少しでも「楽しい時間」にすることができれば、行きている時間が全て「楽しい時間」に近づいていきます。
筆記具にこだわることで、仕事時間を楽しくすることができるようになします。
だから、筆記具にこだわることは、仕事をするとにとっても有用なんです。

そんな考えをしているので、「筆記具のススメ」として、
こだわりを持って仕事に使うことを、勝手に啓蒙活動しています。
仕事や学校の友人や関係者の方の仕事での出会いや別れ・門出を祝う機会があれば、
筆記具や関連するものををお送りするようにしています。
その人が、仕事の時間も楽しい時間として過ごしてもらえるように。

コダワリの筆記具を入れている、コダワリのペンケースです。
ペンを傷つけないように1本ずつ収納できます。
それぞれのペンの紹介は、また後日(笑)ということで。

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